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2008 ミジェットレース参戦結果

日 

スプリントカーシート合せ

今回お世話になるチームのガレージは、Brownsburgのインディチームやドラッグチームが集まる貸しガレージ街の中にあります。
全てのガレージを訪ねて回りたい感じでレースをやるには恵まれた環境にあると感じました。昨日、今回乗る車に初対面。
見た印象は、ちゃんと掃除され綺麗な車でした。
ガレージも整理整頓がせれていて良い感じです。スプリントカーは、僕がイメージしていた大きさより小さく感じました。2年前に乗ったスプリントカーがウイング付きだったんでもっと大きく感じたんでしょうね。先ずは、シートに座ってみる。
お決まりのようにシートがぶかぶかで、いったい普段はどんな図体のドライバーが乗ってるんだろう?っと思うが、僕が小さ過ぎるんだよね。シートはアルミで出来ているんで曲げてサイズを小さくしようとしたが、結局小さいサイズのシートに交換する事になった。

交換したシートも大きかったんで曲げてサイズを小さくして貰った。シート合わせが終わって、大事なスポンサー様のステッカー貼りをして明日のテストに備える事にした。朝起きてみると外は、雨。マジで!テスト中止です。
ホテルのウェザーチャンネルを見てみると、今日から3日間雨のようです。
予定では、今日テストをして明日、明後日と2レースする予定だったんだけど・・・今週レース出来ないの?雨が降るとレース出来ないオーバルレースの辛いとこですね。天気が回復するのを祈るしかないですね。

4日 GAS CITY レース

いや〜大変なレースにチャレンジしてしまいました。
2
日続けてのレースが終わって先ほどホテルに帰って来ました。
結局レース前のテストは、雨で中止になり、ぶっつけ本番でレースに臨みました。1レース目は、最初予定していたBloomingtonが雨でレース出来ないんで急遽参戦する場所を変更してインディアナポリスから北に70マイル程のGAS CITYで参戦する事になった。
当日、チームのガレージに集合して出発する時に変更になった事を告げられました。
まぁ、どこも初めて走るレーストラックなんでどこでも良いんですけどね(笑)いよいよ、スプリントカー初乗り。

Hot Lap
という練習走行のようなセッションがあるんですが、グリーンフラッグが出て4,5周で終わってしまうんで車に慣れる間もなく終わってしまう。
スピード、パワー感はそんなに凄いとは思わなかった。
(この時は・・・・)予選8周のHeatレースは、前から2列目内側からのスタート。
スタート後、1台パスして3位になり、1台スピンしてイエローコーションになり、2位に浮上。
リスタート後、最終ラップ最終コーナー入り口を少し攻め過ぎアウトに膨らんでパスされ、クロスしてコーナー出口で抜き返そうとするがコントロールラインまでに前に出れず3位で終わった。
最終ラップ最終コーナーで抜かれるなんて情けない。このレースには、43台のスプリントカーが参加していて決勝レースに進めるのは20台、半分以上が予選落ちとなる。

Heat
レース上位2台が決勝レースに出場出来るんで僕は、敗者復活戦で順位を争う事になった。敗者復活戦も前から2列目内側からスタートとなるが、1ヒート目より更に路面が大きく荒れていて車が飛び跳ね、振動で前が良く見えない。
みんな良く前が見るなぁと思いながら走行した。
この荒れた路面に引っかかり2台ほど宙に舞い転倒したのを僕が走ってないヒートレースで目にしたんで、僕も宙に舞わない事を祈りながら走った。

スタートして荒れた路面に苦労して、上手くコントロール出来ずにコーナー出口でフラフラしてしまいパスされてしまった。
イエローコーションになり、自分の順位を確認すると5位だった。
決勝に進めるのは、上位4位までなんでどうにか1台パスして決勝に進める事に集中してリスタートとなった。

1ターンで1台インに入られ接触しそうになり、アウト側によけたら、アンダーステアを出してしまい3ターンまでに10位まで順位を落としてしまった。

その後も上手くコントロール出来ずに10位でフィニッシュ、決勝に進む事が出来なかった。

ウイング無しスプリントカーは、今まで僕が経験した如何なる車とも全く違ったテクニックを要する車だと感じた。
路面が荒れていた事もあるが、跳ねる車をねじ伏せ、車を前に進めるかが僕には出来ない。
跳ねたり、揺れたりで視点が定まらない事って今まで経験した事ないからね。

慣れれば見えるようになるのだろうか?


7
5
日 Lincoln Park Speedway 2レース目

5日土曜日にLincoln Park Speedway2レース目のレースに参戦しました。
このコースは、ハイバンクの400mコース。
前日のGAS Cityよりバンクの角度が大きいコースです。
このレースも40台以上の参加があり半分が予選落ちになります。いつものようにHot Lapという練習走行が行われたんですが、3周で終わりました。Heat Raceは、8周を10台で競い上位4台が決勝に進む事が出来る。
僕は前から4列目アウト側からのスタート。

Hot Lap
走行後、チームの人にコーナー入り口で車の向きをもっと変えてバンクの上側をスライドさせて走るようアドバイスを受けたんで試す事にした。スタートが切られて1ターン入り口で向きを変えようとするが、前に車が居るんで上手く向きを変える事が出来ず、向きを変えるのが遅れて2ターン出口付近で右リアタイヤがバンクを通り越し、外側に膨らんで最後尾になってしまった。2周目、3ターン入り口で前車をパスしようとインに入ったところで8番手の車がスピンしそうになり、コース上に止まってイエローコーションとなった。アクセルを踏み込んだ時にプッシュアンダーになってたんで、左リアのダンパー減衰を3クリック動かしてリスタートに備えた。8番手からのリスタート。

1ターン進入をアウト側から一気に向きを変えてバンクの上側を走る。危うく2ターン出口でまた外側に落ちそうになるがどうにか留まり成功した。
3,4ターンは、1,2ターンよりバンクがキツイようでコーナー途中でリアが引っ掛り、途中で急にグリップしてアンダーになってしまう。
この症状がくせ者で気を付けないと車が行き成り外側に向き、ガードレールにぶつかりそうになったり、最悪宙に舞い転倒してしまう。次の周、1,2ターンの途中で向きを変えバンクを下に降りて前車をイン側からパスした。なんとなくバンクを使うコツみたいなものが分かった気がするが偶然上手く行っただけかもしれない。その順位のまま、1周走行したところでまたもやイエローコーション。7番手からのリスタート。3ーンでインから仕掛けるが、コーナー出口でわだちに引っ掛り失速してパスできなかった。次の周、1ターン入り口でもう一度インから仕掛けてやっとパス出来た。最終ラップ1ターンでインから仕掛けて接触しそうになるが、無事パスしてそのままゴールとなった。

順位は5位。もう一台パスすれば決勝に進出だったのに・・・・気を取り直して敗者復活戦に挑む。敗者復活戦は、Aグループ、Bグループの各14台の2グループに分かれ12周で行われ、上位2台が決勝に進出できる。
僕はBグループ、フロントローアウトサイドからのスタート。なかなか良いポジションからのスタート。ローリングが行われ、フラッグマンが萎めたグリーンフラッグを持って、一刺し指を立て、次の周スタートですよっと合図するのですが、その合図を見落とす?見えなかった?分からなかった?
急にスタートになり出遅れて3番手になってしまった。後でビデオで確認したら、隊列の途中からフラッグマンがスタートの合図をしていた。今度からバックストレートでもフラッグマンを確認しないといけないんだなと勉強になった。アメリカのトラックは、薄暗い上に捨てバイザーを11枚も付けているんで余計に見辛いんですよね。3番手のまま、4周したところでイエローコーション。

4周の間に前車2台に追い付く事が出来なかったんでリスタート後の1ターンで仕掛けるしかないと思いながら、ローリングをする。リスタートが切られ、アクセルを踏み込むとフロントが浮いてウイリー状態になり、ガードレールの方に行きそうになった。アクセルを戻すと今度はガツンとフロントが降りて2回ほどバウンドして失速してしまった。その間、2台にパスされてしまった。今思えば、アクセルをゆっくり戻せばそんなにロスし無かったなぁと思うが、とっさにはなかなか出来ないもんですね。その後、1台抜き返して5位でフィニッシュ。またもや決勝進出は出来ませんでした。次の日も違うところでレースがあったんですが、もっと車に慣れることが大事と判断してレースをキャンセルしました。月曜日(今日)今週土曜日に参戦予定のレーストラックでテストする予定ですが、今日、明日は天気悪そうなんですよね。じゃじゃ馬スプリントカーに手こずってます。とにかく振動で視点が定まらないんですよね。僕だけなのかな?


7月10日 Lowrenceburg TQ Midgets レース

昨日のお昼に、TQ MidgetのトップチームのGOFF RacingTerryさんから携帯に電話があった。
「今日何も予定が無かったらTQレースに出ないか?」
っという話だった。丁度何も用事が無かったんで喜んで参戦する事にした。

当日エントリー出来るのがいかにもアメリカらしくて良いですよね。僕が参戦する事になったレースは、一昨日観戦に行ったLowrenceburg で行われるSprint Weekのサポートレースとして行われる。滞在してるホテルから東南に200キロほど移動した、オハイオ州との州境にあるレーストラックです。
このレーストラックは今年作り変えられた綺麗なハイバンクのトラックです。ドライバーズミーティング時にみなんなの前で紹介されたが、気の利いた事を英語で言えないんで帽子を脱いで頭を下げただけでした。
もっと英語が喋れればいいんですけどね。2006年にこのUMRATQレースに参戦した際、2位でゴールしたものの、ミスジャッジで最後尾になり、抗議文を提出してたんですがその後なんの音沙汰も無く、抗議が受け入れられませんでした。

2007
年にUMRAの会長さんが変わり、今回僕がスプリントカーのレースでインディアナに来ている事もあり、ミスジャッジのお詫びとしてゲストとしてTQレースに招待されたみたいです。僕としても当時のジャッジが納得いかなかったんで、それ以来UMRAのレースには参戦してなかったんですが、団体が2年遅れながら非を認めてくれたんでスッキリした。このレースに急に参戦する事になった経緯はこれ位にしてレースの事を書きますね。8周のヒートレースのスタートポジションは、くじ引きで決められ11台中10番目からのスタートで上位6台が決勝に進む事が出来る。ホットラップで走った時、極度のアンダーステアだったんでヒートレースの前に車高とスタッガーを調整して貰ってヒートレースに挑んだ。ヒートレースのスタートが切られ12ターンを回るとホットラップより、アンダーステアは改善されていたがまだアンダーステアは直っていなかった。出口のアンダーを消す為にコーナーの途中で車を滑らせ向きを変えるがコーナーのRが大きい為に結局コーナー出口でアンダーになってしまう。どうにかして6位以内に入らないといけないんで無理してアクセルを踏んでいると2ターン出口で膨らんでコンクリートウォールに接触してしまった。

そんなに衝撃が無かったんでアクセル全開のまま、ストレートで元のラインに戻ろうとしたが、ステアリングを切っても全くコントロール出来なかった。「あっ、タイロッドが折れた」と思いアクセルを戻したが時すでに遅しで車は左周りにスピン状態に入った。車がスピン状態に入り、270度回転した時にハイサイドになったように車が宙にまった。っさにステアリングから手を離しそうになるが、
「手を離すと危ないんだよね〜」
っと思いながら地面が近づいて来るのを見ていた。地面に逆さまに着地して
「ガッツン」

と大きな衝撃が伝わって来た。その後、元の状態に着地したんですが
「地面がダートなのに結構大きな衝撃があるんだなぁ〜」と感じていた。車から降りようとすると直ぐにレスキューの車が来て、そのまま動か無いように指示され、色々と話しかけながらずっと僕の目を見て正常かどうか?確認しているようだった。
車から降りても、「ここはどこか?、今日は何曜日だ?」と問いかけて来る。

その後、救急車に乗せられパドックまで送って貰った、その間「病院に行く必要があるか?」とか「手を回してみろ、首は?」とか色々と確認された。
後に書類にサインさせられて救急車を降りた。後で転倒したところをビデオで確認したら、宙で一回転してノーズから着地すると同時くらいに後続車がノーズ部分にぶつかり、僕の車はその衝撃で後ろ周りに宙で一回転して着地していた。地面に着地する時に感じた大きな衝撃は、後続車が僕の車にぶつかる衝撃だったんですね。

コクピット部分に後続車がぶつからなくてラッキーでした。車はフロントアクスルが大きく曲がり、テンションロッドは全部折れて、フロントフレーム、ダンパー、リアバンパーも曲がり、フロントカウルも割れていた。慌しくみんなで寄ってたかって壊れた部品を外しだしたんで「あれっ、ひょっとしてまだ走れるの?」っと思いカーオーナーに尋ねると「直るかどうか分からないが急いで修理してみる」との答え。その間、他の車がヒートレースを走って走行後、また修復作業を行いどうにか敗者復活戦に間に合うことが出来た。修復作業をいつの間にか他のチームのドライバーも手伝ってくれていて、僕が昔プライベートでレースしてた頃を思い出した。10周の敗者復活戦は、13台中の最後尾からのスタートで上位6台が決勝に進出できる。アンダーステアも止まり、だいぶ走り易くなっていて3位まで上がる事が出来て決勝に駒を進めた。

決勝は、24台で争われ、後ろから3番目のスタートとなった。
スタート後、少しずつ順位を上げて行っていたが、エンジンが重くなりスローダウンしてコース内側に車を止めた。
原因は、恐らくクラッシュした際、風導板を壊し、ちゃんとクーリング出来てなくオーバーヒートしたんだと思います。初めて宙に舞い後続車と接触する危険な目にあいましたが、こんな事はミジェットの世界では日常茶飯事で今までそんな目にあわなかった事がラッキーだったくらいなんだろうと思う。明日いよいよ最後のスプリントカーレースに参戦します。
毎日ちこちでレースが行われていて僕にとっては、パラダイス。こうやって毎年アメリカでレース出来るよう応援してくれる方々に感謝してます。



ご協賛ありがとうございました。